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建築基準法改正<2025年4月~>

2025.01.30

2025年4月1日より施行予定の建築基準法改正について

■省エネ基準の適合義務化に併せて、

木造戸建て住宅を建築する場合の建築確認手続きが見直されます

・建築確認審査の対象となる建築物の規模の見直し(施行日:公布の日から3年以内)

木造建築物の建築確認検査や審査省略制度の対象を見直し、非木造と同様の規模とすることといたしました。

・建築確認審査の対象となる大規模修繕・模様替について(施行日:公布の日から3年以内)

木造戸建の大規模なリフォームは建築確認手続きが必要になります。

・小規模伝統的木造建築物等に係る構造計算適合性判定の特例(施行日:公布の日から3年以内)

小規模な伝統的木造建築物等について、構造設計一級建築士が設計又は確認を行い、

専門的知識を有する建築主事等が建築確認審査を行う場合は、構造計算適合性判定を不要といたします

省エネ基準適合見直しのポイント

①原則すべての新築住宅・非住宅に省エネ基準適合が義務付けられます

②建築確認手続きの中で省エネ基準への適合審査を行います

③2025年4月に施行予定(2025年4月以降に工事に着手するものが対象です)

 

 

御坊市・日高郡エリアでは、住宅を建てる際に建築確認申請がいらないエリアが多数ありますが、

2025年4月以降に着手する際は、原則すべての木造住宅建築には建築確認が必要であることになります。

 

木造戸建て住宅の大規模リフォームも内容によって建築確認が必要となります。

建築確認手続きの要否について

・2階建ての木造戸建て等で行なわれる大規模なリフォーム(建築物の主要構造部:壁・柱・床・はり・屋根または階段の1種以上について行う過半の改修等)

 

増改築の場合は、省エネ基準適合義務制度の対象となります。

※増改築には、修繕・模様替えなどのリフォーム工事は含まれません。

 

★詳しくは、国土交通省HPサイト「建築基準法改正」にてご確認ください。

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